築古物件は買取で売却するのがおすすめです。ボロ物件とも呼ばれる築古物件は、再建築不可物件と同様、築年数の古さや使い勝手の悪さから買い手が見つかりにくい傾向にあります。
なかには「リフォームすれば売れるのでは?」と考える方もいらっしゃいますが、リフォームを施したからといってその分を上乗せした価格で購入する方が見つかるとは限りません。そこでこちらでは、築古物件の売却が難しい理由とリフォームについてご紹介します。
【再建築不可物件の買取】築古物件の売却はなぜ難しい?
築古物件の売却は、築浅物件よりも難しいことが多いです。その主な理由について、以下で説明します。
築浅物件に比べると需要が少ない
近年では築年数が経過していても、リフォームやリノベーションなどを施すことで築浅物件と同じくらいきれいな状態になっている築古物件も少なくありません。
しかし、築浅物件と比べるとその需要が依然として少ない状況にあります。需要と供給のバランスから考えても、築古物件の売却が苦戦するのはある意味自然なことと言えるでしょう。
新耐震基準を満たしていない可能性がある
住宅の耐震性能に関して、1981年6月に「新耐震基準」と呼ばれる基準が施行され、それ以前の基準は「旧耐震基準」と呼ばれるようになりました。1981年5月以前に建てられた物件の中には、この新耐震基準を満たしていないものもあり、そういった物件は別途耐震工事が必要になります。
そのため割安で物件を購入できたとしても、耐震工事でさらに費用がかかってしまう可能性があることから、購入を敬遠する方も多いです。
融資審査をクリアできない可能性がある
物件購入のために住宅ローンを利用する場合、物件の担保評価額が融資を受けられる金額に影響します。築年数が経過している物件だと資産価値がほぼゼロに近いことも多く、担保としての価値を持たない場合も多いです。
そのような物件の場合、購入に住宅ローンを利用することができずに全額現金で支払わなければならないため、購入者が限定されてしまいます。
【築古物件の買取】ボロ物件はリフォームによって売れやすくなるのか?
築古物件をリフォームやリノベーションすることで、見た目はきれいになりますし、傷んでいる箇所も修復されます。
「傷みが激しいから」「見た目がボロいから」という理由で築古物件の購入を躊躇している方に対しては、リフォームやリノベーションといった方法が効果的であることは間違いありません。
しかし、築古物件の購入を検討している方の中には、古い物件を自分好みにリフォーム・リノベーションしたいと考えている方もいらっしゃいます。
そのような方にとって、すでにリフォームやリノベーションが施されてしまった築古物件は何の魅力も持たないでしょう。
また、元の価格が安い築古物件であっても、リフォームやリノベーションを行うとその分だけ価格が上乗せされることになります。上乗せされた価格がリフォームやリノベーションの価値に見合うものであれば、リフォーム等をきっかけにして購入されることもあるでしょう。
しかし、リフォーム等によって上乗せされた値段によっては、購入を検討できる価格帯でなくなってしまい、購入を諦めるという方が出てくるかもしれません。
このように、築古物件をリフォームやリノベーションすることには、よい側面もあれば悪い側面もあるので、そういった点を踏まえたうえでリフォーム・リノベーションを施すのかどうかを判断する必要があります。
リフォームやリノベーションは築古物件を売却する際の選択肢のひとつ
築古物件は築浅物件と比べると需要が少なく、新耐震基準を満たしていない可能性もあることなどから、売却する際に苦戦する可能性が高いです。
リフォームやリノベーションを施すことで買い手が見つかりやすくなる可能性はありますが、自身でリフォーム等を行いたい方など、一定の購入検討層が離れていってしまう可能性があることも、考慮に入れなければなりません。
築古物件をスピーディーに売却するためには、築古物件の売却経験が豊富な不動産会社に依頼するのが有効な方法です。
日翔・レジデンシャル株式会社は、築古物件に関しても数多くの売却実績を有しています。築古物件がなかなか売れずにお困りの方は、ぜひご相談ください。
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ボロ物件・再建築不可物件の買取依頼は日翔レジデンシャルエステート株式会社
会社名 | 日翔レジデンシャルエステート株式会社 |
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創業 | 平成23年5月 |
業務内容 | 不動産売買、不動産仲介、不動産買取、プロパティマネジメント、その他 |
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